歯を失った時の治療方法として、”入れ歯”という選択肢があります。入れ歯は「ズレてしまう」「よく外れる」「痛むことがある。」「見た目が悪い。」「洗浄が面倒だ。」「費用が高い。」といった悪いイメージがついていますが、近年では入れ歯も研究・開発が進み、新しい技術を駆使した物も登場しています。患者様のご希望、ご要望、に合わせ、事例や症例のもと、患者様に親身になって、治療致します。
「取り外しが出来る。」これは入れ歯ならではの最大のメリットです。一方で取り外しができるからこそ、入れ歯が外れてしまったり、動いたりしてしまうという不具合が発生してしまう可能性があります。
そういった、不具合をいかに無くして行くかが、入れ歯には重要なのです。入れ歯は義手や義足と同じく、見た目だけでなく機能的である必要があります。
現在はインプラント(失った歯の個所に人口的な歯根を埋め込み、歯根の個所に歯を埋め込む治療方法)やブリッジ(失った歯の両側の歯を削りなどの治療法もありますが、歯を数多く失った場合や、ご予算に限りがある方などにおいては、入れ歯をお勧めさせて頂いております。
採点項目 | 保険適用入れ歯 | ノンクラスプ入れ歯 | 金属床入れ歯 |
---|---|---|---|
痛みが少ない | △ | 〇 | 〇 |
見た目がキレイ | × | 〇 | 〇 |
高いフィット感 | △ | 〇 | ○ |
安定感が高い | △ | 〇 | ○ |
修理のしやすさ | 〇 | △ | △ |
【ノンクラスプ入れ歯】
・素材は薄い樹脂を使用しているため、違和感がほとんどありません。また、金属のワイヤーを必要としません。そのため、ほとんど、気づかれないというのが最大のメリットです。
・金属床とは入れ歯の床部分をチタンなどの金属の材料を使用したものです。金属が薄いので装着時に違和感を感じにくく、安定感があります。
この質問は多くの方から受ける質問です。結論は実際の破損は見なければ判断できませんが、大概の場合は修理が可能です。
金額などは入れ歯の種類などで異なりますで、ご相談ください。
また、フルオーダーメイドになりますと、お口、歯の状態のチェックや、患者さんとの今後の打ち合わせを行う必要性がありますので、
ご来院していただく回数は多くなると思います。また、完成期間までの間、仮の入れ歯を制作することも可能です。ご相談ください
メンテナンスを正しく行えば、同じ入れ歯であっても、20年間同じものを使用する方もいれば、5年で新しいものに変更する方もいます。
これは、個人の考え方も含めることですので、いつまで使うかなどお悩みの方はお気軽にご相談ください