歯並びを改善するメリットは病気にかかるリスクを下げるメリットがあります。
ほとんどの方は、歯並びが「良くない」「悪い」で、片づけててしまい、「歯並びが悪いと、どう影響するのか。」と、考えたことがないと思います。
ほとんどの方が知らず、気づかず、だと思います。
歯並びが悪いと、コンプレックスになってしまうのはもちろん、全身に「病気」を及ぼす、原因となりえます。
一番分かりやすい例を挙げるとするのであれば、「歯周病」を引き起こします。
なぜか?理由は歯並びが悪いことにより、歯磨きをしても磨き残しが出てきてしまい、
歯石(食べ物のカスが歯の溝にたまり、固まってしまうこと。プラークともいう。)がたまり、
歯周病菌が歯茎の中に侵入し、虫歯でもないのに、歯が抜け落ちたりしてしまうことが実際に症例としてあります。
歯並びを改善することにより、病気のリスクを下げることができます。
皆さんが矯正と言われたら、ブラケットとワイヤーのギラギラした装置を思いつくと思います。
いわゆる、一般的な矯正装置です。
一昔前は、歯の面積全体に金属を張り付け、固定する方法が主流でした。
そして、非常にギラギラして、目立っていました。
現在では矯正治療も開発が進み、装置が目立ちにくい、ワイヤー矯正が存在します。
それにより、装置全体の大きさを小さくすることができ、従来より目立たなくなっています。
きっとワイヤー矯正に対するイメージが変わると思います。
症例によって異なります。
子供(乳歯)と大人(永久歯)、歯並びの状態によって異なります。一般的な期間ですと、子供の場合は1年、大人は2年くらいです。
また、その後の歯が戻らないようにする治療も行うとなると、合計で子供は1年半、年大人は3年くらいかかります。
矯正治療を行うと、状態のチェックをする必要があるので、通院は一月~二月に1回程度になります。
矯正をするにあたり、今後の治療に支障が出る可能性がある歯は抜く必要があります。
例えば、今後の矯正治療に悪い影響を及ぼしてしまう、他の歯に悪い影響を与えてしまう、
正しく生えていない、親知らずなどがその例です。
抜かなくてもいい場合も、もちろんありますので、お気軽にご相談ください。
矯正の装置の付けはじめと調整時が一番痛みを感じますが、その痛みがずっと続くわけではありません。
1週間、2週間、1か月と期間が延びていくうちに徐々に痛みがなくなっていきます。